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「ナクシスらしさ」と「ナクシスのこれから」

【対談】会長×社長×専務

#01

ナクシスらしさとは何か

専務:
私は「ブランドサポーター」という言葉こそナクシスらしさを表現したものであると捉えています。ただの副資材を扱うメーカーではなく、お客様のブランドをサポートする。その意識を持って行動する。高いビジョンを持って「感性」と「機能」と「安心」を提供しようとできるのは、この言葉があるからこそです。

社長:
たしかに、ブランドサポーターという言葉はナクシスらしさそのものだと私も感じます。そして、そのらしさをしっかりと体現するために私たちが大切にしているのが経営理念。社員として、というよりも、人として、ということを表現したような5か条に掲げられた最後の1条が「企業はステージ」という言葉。個人が主体性を持つこと、と明確に定義している。当事者意識を持って、お客様と向き合うことこそ、ナクシスらしさと言えるのではないでしょうか。

会長:
そもそも、ナクシスの起源は織ネーム。そこからアイテムが広がって、今のようなビジネスモデルになりました。衣類に対する品質表示の義務化など、時代の変化に対応してきたこともビジネスが拡大してきた要因ですが、ただ時代に合わせていただけでは継続的な発展はできません。だから「感性」と「機能」と「安心」を大切に考え、「ブランドサポーター」として付加価値を提供するビジネスを行っていくことを明確に定義したのです。

専務:
私たちがらしさを体現していくためには、受け身ではなく発信や提案していくことが大切だと感じています。最初からお客様にとって最適な形でなかったとしても、何も伝えなかったらそもそもはじまることもない。まだまだ伴っていないところもあるかもしれないけれど、それは常に口を酸っぱくして皆に伝えています。
また、同時にお付き合いするお客様も大切だと私は考えます。お客様を選ぶ、という意味ではないですが、できることなら、一緒に挑戦できる企業とお付き合いをさせていただきたいです。そして、その挑戦と共に私たち自身も成長を続けていきたい。

社長:
私たちが発信や提案を続けるためには、机にかじりついて仕事をしてはいけない、というのが私自身が昔から考え、実践するようにしていることです。特に営業は、机に座って知識をつけようと努力する時間は、思っているほど価値に繋がりにくい。そんな時間があるなら、お客様のところに足を運んだほうがよほどいい。
知識は持っている人から借りれば自然と身に付いていくし、その知識を価値に変えるためにはお客様とコミュニケーションをとる以外に方法はないはずです。

会長:
「ナクシスと付き合うと、商売が繁盛する」。一言で言えばそんな存在でありたい。お客様から見たナクシスらしさが、そういうことであれば、これ以上の喜びはないですね。
時代は高度成長期をとうの昔に過ぎて、経済の停滞期が続いています。停滞の世、苦労は絶えないが、あまり苦労をしすぎると、自らのもつ夢が小さくなってしまう。

#02

10年後のファッション業界について

専務:
10年が経つと2025年。ファッション業界は、より二極化が加速していくと考えています。ファストファッションの流れを進化させることでグローバル化が更に進み、地球はより小さくなるでしょう。海外のブランドの情報があたり前に溢れるだろうし、大きな企業はより大きくなることで価値を磨いていくはずです。その一方で、個人や地域に端を発したオリジナリティに対する需要もより高まってくるのではないでしょうか。例えば、地域性がより重要視されて、京都スタイルとか札幌スタイルとか、そういった言葉がもっと違ったものになるとか。

社長:
二極化の流れは必然ですね。そして、二極化のどっちつかずになった企業は、残念ながら淘汰の波にさらわれる。今、新潟などの地方都市に全国のクリエイターがこぞって集まるような場所があるそうです。これは、新潟がそういった付加価値をクリエイターに対して提供する努力を続けているからでしょう。オリジナリティを大切にする流れは、こういった取り組みからも育まれていくのではないでしょうか。

会長:
10年後を描くことはできないけど、10年後も変わらず、変化し続けていることは間違いない。そのスピードは更に速くなっていくでしょう。だからこそ、私はこの千駄ヶ谷の地にオフィスを構えたことが価値を発揮してくるのではないかと考えています。今でも日本のクリエイティブな活動の中心の1つであるこの地に自らの身を置くことで、その変化を常に感じて、発信していくことができるようになる。自らも変化をつくりだす、という気構えのもと、日々の仕事に取り組むことができるはずです。

#03

10年後のナクシスについて

専務:
既に話にあがっているように、まずは夢のある企業でありたいです。当然ビジネスですから、数字が大切。数字を大切にすることをあたり前に考えながら、その数字の背景というか想いを大切に考えたい。その活動に夢はあるのか、夢を追った結果としての活動であり、数字であるのか。そういった意識を社員全員がもって、お客様とともに活動できる企業でありたいです。

社長:
まずは、会社のスタンスをしっかり持った会社でありたいです。自分たちの会社は何を大切に考えているのか、その考えを社員全員がちゃんと共有できているか。その点は今も未来も変わらずこだわっていきたい。その上で、「感性」と「機能」と「安心」というナクシスが提供する価値として定義している3つのうち、「感性」についてより価値の幅を広げていたい。そういった価値をお客様に対して自信をもって提供できるようにしておきたいですね。

会長:
企業と企業の取引とは結局、人と人が価値を認め合うことができるか、ということに尽きると感じています。つまり、弊社とお客様の現場の社員同士がどこまで理解し合って、ビジネスを行っていくことができるか。もちろん、そのためには自分たちのことを十二分に理解していなければなりませんし、お客様についても、お客様以上に理解していなければなりません。そのためには不断の努力が必要です。経営陣としてはその努力の先に、お客様と一緒に夢を持つことができるような企業となるよう、これからも1つ1つ、前に進んでいく心づもりです。

ナクシス株式会社/会長

中村 恵行

ナクシス株式会社/代表取締役社長

山中 章弘

ナクシス株式会社/代表取締役専務

中村 待朋