世界的にますます求められている低炭素社会実現に向けて、「フィルム素材」「印刷インキ」「プラフック」それぞれをバイオマス（植物由来原料）原材料・資材としてラインナップしました。製品ライフサイクルの中でCO2の削減が可能な原料として、有機資源協会のバイオマス認定を受けた原料を使っているため、地球温暖化に向けてCO2削減に繋がります。

ブランドと消費者を繋ぐ大切な“顔”であるレーベル資材において、再生ポリエステル糸で織られたブランドネーム、ペットボトルを原材料としたテープ生地のケアラベルやプリントネームをご提案します。その他にも、PP 断裁クズから再生された樹脂を使用したリサイクルポリフックやロックス、廃棄PE を100% 使用した物流袋など、様々なアイテムをラインナップしています。

アパレル、リネン製品に使われることを目的に開発されたPLA 糸使用アイテムの織ネーム、ケアラベルは、従来のPLA 糸に比べて耐久性を向上させ、糸染めを可能にする改質を施しています。抗菌などの機能を付与することも可能です。PLAフックやロックスもご用意しています。
コットンリンターから出来たキュプラ糸と再生繊維レーヨンを使用した自然に還る織ネームや、木材パルプのセルロースから出来たアセテートサテンのプリントネームもご提案しています。

木材パルプ由来のビスコースが原材料である“セロファン”。1900 年代初頭に開発された長い歴史を持つ素材ですが、石油由来のフィルムの台頭で包装材としてはあまり使われなくなりました。ナクシスでは、この天然由来でありながら、プラスチックのような透明性を持つ素材に再度着目し、パッケージ素材として開発を進めました。リリース以来、多くの反響と採用実績を頂いております。

生地の断裁クズや不要になった衣類、食品の残滓など、複数の原材料を抄紙したオリジナル混抄紙です。廃棄物を削減し、循環社会に貢献する地球にやさしい紙素材。捨てられていたものたちが、新たな価値を生み出します。
混抄の際、取り除く必要のある不純物（衣類の場合ボタン、 ファスナーなど）を取り外し、粉砕加工を経て抄紙しています。混抄物の引き受けから原紙製造までを一貫して行います。

1993年に当時、製品生産時に排出されるデニム裁断クズの処理問題を抱えていたジーンズメーカーの問題を解決する手段として、ナクシスは裁断クズの資源化を提案。製紙メーカーと共同で開発に着手し、デニム裁断クズの抄紙量産化に成功。 “デニムラグ©ペーパー”として発表しました。タグ、フラッシャーはもちろん、パンフレット、封筒、便箋、パッケージなど商業印刷用紙として 幅広く利用され、現在ではファンシーペーパーの定番として安定した人気を得ています。

FSC®（Forest Stewardship Council®、森林管理協議会）は、責任ある森林管理を世界に普及させることを目的とする国際的な非営利団体です。環境保全の点から見ても適切で、社会的な利益にかない、経済的にも継続可能な森林管理を理念とし、森林が急速に破壊されている状況を背景に、1994年、環境団体、林業者、林産物取引企業、先住民団体などが中心となって設立されました。森林認証制度はFSC®が最も普及しています。
ナクシスでは国内・海外のほぼ全ての拠点でFSC認証を取得しております。

ぱっと包んでピタッと梱包し、そのまま発送できる新しい梱包材です。片段ボールに自己粘着糊が塗布されており、糊面同士はしっかり密着しますが、中にいれた商品には貼り付かないように独自開発した糊を使用しています。簡単に包装できるので、箱のように組み立ての手間もなくガムテープ止めも不要です。表面はフレキソ印刷でオリジナルデザインができます。
EC市場拡大に向け、省エネ・省資源につながる梱包材です。

袋に商品を入れて手で簡単に空気を抜くことができる圧縮袋は、ECや個人間発送でコンパクトな商品発送が可能です。サイズを小さく収めることで送料のコスト削減にもつながります。また、旅行やクローゼットのコンパクト収納などに二次利用でき、繰り返し使えるリユースパッケージです。
真空パックは、フラットでコンパクトな真空包装にすることで省スペース化が可能。密封されることで衛生用途にも優れています。倉庫での備蓄商材の省スペース化や、商品陳列の簡素化につながる省エネパッケージです。